
資産運用・ウェルスマネジメント
資産運用会社、ウェルスマネージャー、プラットフォーム事業者向けの支援です。助言の裏側にある顧客レポーティング、突合、デジタルサービス、オペレーションを構築します。助言は行いません。
当社の視点
ウェルスマネージャーの四半期顧客レポートは、カストディアン、ポートフォリオ管理システム、CRM、報酬体系表、そして多くの場合それらを突合するスプレッドシートを基に作られます。いずれかのソースが遅れたり食い違ったりすると、レポートの送付が遅れるか、顧客に説明できない調整が入ったまま送られます。THEFOCUSは英国金融行為監督機構(FCA)の認可を受けておらず、投資助言も資産の運用も行いません。当社の仕事は助言の裏側にあります。データと突合、顧客レポーティング、デジタルサービス、そしてそれらの正確性を保つオペレーションです。
市場のシグナル
01
英国で運用される資産は2025年に11%増加し、過去最高の11.1兆ポンドに達しました。海外顧客が全体の53%を占め、リテールが30%で最大の顧客層となりました。
02
FCAは2026年8月、ウェルスマネジメント分野で監督するウェルスマネージャーが550万人を超えるリテール顧客を抱え、1兆ポンド近い資産を運用していると報告しました。
03
2027年10月11日から、英国の取引所で取引され、英国の証券集中保管機関を通じて決済される譲渡可能証券は、適用除外を除き、T+1で決済しなければなりません。
クライアント支援の内容
突合済みデータに基づく顧客レポーティング
TF-06テクノロジー・データカストディアン、ポートフォリオシステム、CRM、報酬のデータをつなぎ、毎日突合したうえで、突合済みのデータセットから顧客レポートを作成します。すべての調整は記録され、説明が付されます。
収益、報酬、サービス提供コスト
TF-08財務報酬収入、プラットフォーム費用、カストディ費用、アドバイザーの時間を顧客セグメントごとに配賦することで、どの顧客関係、商品、サービス水準がコストに見合っているかを示し、企業自身が承認する公正価値評価を支えます。
オンボーディングと顧客対応のワークフロー
TF-07オペレーション顧客のオンボーディング、書類回収、住所や口座情報の変更、移管をマッピングして自動化し、各ステップの所要時間を記録します。オペレーションチームは、案件がどこで滞留しているかを把握できます。
顧客ポータルとデジタルサービス
TF-04グロース評価額、書類、メッセージ、面談予約を1つの顧客ポータルにまとめ、利用状況と離脱を測定します。アドバイザーの1週間を埋めている電話やメールを減らします。
コンシューマー・デューティの経営管理情報
TF-10リスク問い合わせ対応時間、苦情、報酬、顧客の理解度に関する成果データを、定義とソースを文書化したうえで取締役会向けの経営管理情報(MI)に集約します。成果に対する判断は、企業のコンプライアンス部門が担います。
買収後のデータ統合
TF-03M&A企業が顧客基盤や他社を買収した際には、顧客データと保有資産データをマッピング、クレンジング、移行し、移管で何も失われていないことを示す突合を実施します。
今後の変化
2027年10月のT+1決済
決済サイクルが半分になることで、突合、約定の配分、資金管理は約定当日の作業になります。夜間にファイルで突合している企業は、当日中に届き、当日中に一致するデータが必要になります。
ターゲット型サポートによる顧客層の変化
FCAのターゲット型サポート制度の認可を受けた企業は、2026年4月6日から、共通の特性を持つ消費者グループに提案を行えるようになりました。そのためには整ったセグメンテーションデータと成果に関する経営管理情報が必要であり、これは規制対象サービスの裏側にあるデータの仕事です。
業界再編と新しいテクノロジー
FCAは、この業界について、再編が進み、AIを含むテクノロジーの活用が広がっていると説明しています。買収のたびに突合すべきデータセットが増え、AIツールを導入するたびに、どのデータを読み込み、誰がその出力を確認するのかというガバナンス上の問いが加わります。
経営課題
01
手作業で組み立てられるレポート
顧客レポートは複数のシステムから集められ、四半期ごとに1行ずつ確認されます。作業は毎四半期同じ時期に集中し、誤りが顧客にまで届きます。
02
突合できない報酬と価値のデータ
請求した報酬、開示した報酬、元帳に記録された報酬は、それぞれ異なるシステムから来ています。公正価値評価やコスト開示の作業は、毎年それらの突合から始まります。
03
数週間かかるオンボーディング
本人確認、書類、進行中の移管はメールとスプレッドシートで管理されています。顧客は待たされ、どのステップが遅いのかを誰も説明できません。
04
昨年の問いに答える経営管理情報
取締役会向けの経営管理情報は、抽出しやすいデータから作られています。取締役会や規制当局がいま問うている顧客グループごとの成果には、企業が保有していながら結びつけていないデータが必要です。
機会の所在
1つの突合済みデータセットから作るレポート
日次の突合によって、四半期レポートは確認済みのデータから出力されるものになり、手作業の確認に費やしていた時間が空きます。
セグメント別のサービス提供コスト
顧客セグメントごとのサービス提供コストがわかれば、自社の価値評価で説明できるサービス水準と報酬を設計できます。
次の買収の前に整えるデータ
データ構造と突合が文書化されている企業は、買収した顧客基盤を、2つのシステムを1年間並行して抱えるのではなく、数週間で統合できます。
アプローチ
当社はまず、閲覧のみの権限で、カストディアンとプラットフォームのデータフィード、ポートフォリオ管理システム、CRM、報酬体系表と請求記録、既存のレポートと経営管理情報のパックを確認します。1人の顧客をオンボーディングから四半期レポートまでたどり、データが再入力されたり、手作業で突合されたり、推定されたりしている箇所をすべて記録します。調査結果は優先順位を付けたタスクリストにまとめ、各項目に責任者と検収基準を設定します。クライアントが構築まで希望する場合は、同じチームがデータ連携、突合、レポート、ワークフロー、顧客ポータルを構築し、企業自身のシステムに残します。THEFOCUSはFCAの認可を受けていません。投資助言や金融に関する助言、ポートフォリオの運用、取引の仲介、顧客資金の保有は行いません。規制の解釈、コンプライアンス上の承認、法的助言は、企業自身のコンプライアンス部門とアドバイザーが担います。
当社の経験の裏付け
資産運用・ウェルスマネジメント分野で匿名化して公開している支援実績はありません。このページでは、当社のアプローチと、データ統合、突合、経営管理レポーティング、業務プロセス自動化といった、他の業界で用いている専門領域をどう適用するかを説明しています。当社の財務データ製品であるFINMETRAは設計段階にあり、導入実績はありません。
THEFOCUSとのプロジェクトの始まり方
最初の対話では、お客様の状況を伺います。お役に立てると判断した場合は、より大きなご契約の前に、成果物を定めた範囲限定の診断をご提案します。
この件について相談する01
実務に即した対話
実際にプロジェクトを率いる担当者と45分間お話しいただきます。意思決定の内容、その背後にあるシステム、期限について伺います。
02
範囲を絞った診断
閲覧のみの権限、固定の期間、書面による所見。記録から何がわかるか、それがどれだけのコストにつながっているか、まず何を変えるべきかをお示しします。
03
実行に移せる計画
変更内容、責任者、評価指標、対象外の事項を書面にまとめます。その後は同じチームが構築と測定を担うか、確実に引き継ぎます。
- 責任を担うひとつのチーム
- 診断した担当者が、そのままシステムを構築し、成果を測定します。
- 課題ごとに選ぶパートナー
- 必要な部分には独立系の専門家が加わり、契約はひとつにまとめます。
- ダッシュボードより先に記録を
- 提言の根拠とする前に、注文データ、元帳、ログを突合します。
経営層からよくいただくご質問
FCAの認可を受けていますか。
いいえ。投資助言や金融に関する助言、ポートフォリオの運用、顧客資金の保有は行いません。当社の仕事は、規制対象企業の活動を支えるデータ、レポーティング、デジタルサービス、オペレーションです。
コンシューマー・デューティへの対応を支援してもらえますか。
成果に関する経営管理情報に必要なデータを集めて結びつけ、各指標の定義を文書化し、レポートを構築できます。成果が良好かどうか、またそれに対して何をすべきかは、貴社の取締役会とコンプライアンス部門が判断することです。
資産運用会社やウェルスマネージャーの支援実績はありますか。
この業界で公開しているプロジェクトはありません。ご提案書では、スコープのうち、データの突合や経営管理レポーティングなど、他の業界で提供した実績のある部分を明記します。
顧客データへのアクセスは必要ですか。
通常は必要です。閲覧のみの権限で、貴社のデータ保護管理のもとでアクセスします。アクセス範囲、データ処理の条件、データの保管場所は、作業開始前に合意します。
この件について相談する
いくつかの情報をいただくことで、お問い合わせを適切なパートナーにおつなぎできます。「任意」の項目は空欄のままでも構いません。



