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THEFOCUS
フロンティア領域

水インフラ・レジリエンス

水道事業者、施工業者、水に依存する企業を支援します。10年にわたる水分野への投資の評価基準となる、プログラム、コスト、リスクのレポーティングを構築します。

当社の視点

水道分野は、過去最大の設備投資が続く10年に入ろうとしており、これまでどの公益事業分野も経験したことのない厳しい監視のもとに置かれています。プログラムは支出とマイルストーンで報告される一方、資金の目的である成果、つまり越流の削減、漏水の低減、より強靭な供給は、別のチームが別のシステムで測定しています。そのため、資金と結果のつながりは手作業で作られています。同じ断絶は、水に依存する企業にも見られます。リスク登録簿には水不足が挙がっていても、そのコストを算定している企業はわずかです。当社は、投資を成果に結びつけ、水リスクを取締役会が行動に移せる数値に変えるレポーティングを構築します。

市場のシグナル

  • 01

    英国水道規制機関(Ofwat)による2025〜2030年の最終決定では、イングランドとウェールズの水道会社に過去最大となる1,040億ポンドの支出が認められました。この中には、越流を2021年の水準から45%削減することを目的とした約3,000件の雨天時越流(ストームオーバーフロー)対策事業が含まれます。

  • 02

    2024年時点で、21億人がいまだに安全に管理された飲料水を利用できていません。世界の普及率は、2015年から2024年の間に68%から74%に上昇しました。

  • 03

    独立水道委員会(Independent Water Commission)は2025年7月に88項目の提言を行いました。2026年1月の政府白書では、Ofwatに代わる単一の水道規制機関を設け、イングランドで他の機関が担っている水道関連の機能も引き継ぐことが確認されました。

クライアント支援の内容

今後の変化

  1. 移行期にある規制機関

    新たな単一の規制機関が設立されるまでOfwatは存続するため、水道会社とそのサプライチェーンは、現行の枠組みに報告しながら、同時に新しい枠組みへの準備を進めることになります。整ったソースデータに基づくレポーティングは、1つの規制機関の様式に合わせて作られたレポーティングよりも移行が容易です。

  2. 制約となる実行能力

    これほどの規模の5か年プログラムでは、すべての水道会社が同じ施工業者、エンジニア、資材を奪い合います。今後12〜18か月の間に、計画に対する進捗を示せない事業は厳しい目にさらされ、サプライチェーン全体での能力計画の優先度が上がります。

  3. 自己申告から離れるモニタリング

    政府は事業者による自己モニタリングを廃止する方針を示しており、環境パフォーマンスのデータは、より多くの独立した検証を受けることになります。運用データが完全で追跡可能な会社ほど、数値が検証される際のリスクは小さくなります。

経営課題

  1. 01

    成果と切り離して報告される支出

    財務部門は認可額に対する支出を報告し、運用部門は越流と漏水を報告しますが、両者が1つのレポートで交わることはほとんどありません。取締役会は、どの事業が資金に見合った業績を生んでいるかを把握できません。

  2. 02

    検証に耐えられないデータ品質

    テレメトリーの欠損、手作業の検針、整合しない設備記録のために、業績の数値は調整に頼っています。独立したモニタリングが始まれば、ソースまでたどれない数値はすべて明るみに出ます。

  3. 03

    形式がばらばらな施工業者の進捗報告

    実行パートナーはそれぞれ独自の様式で報告します。プログラムチームはそれらの統合に何日も費やし、統合した全体像は取締役会に届く頃には古くなっています。

  4. 04

    挙げられてもコスト化されない水リスク

    水に依存する企業は、水不足をリスクとして記録していても、そのコストや対応の発動条件を定めていません。使用制限が始まったとき、生産や売上と結びついた計画がありません。

機会の所在

資金と成果を一目で

事業のコストと実現する成果を結びつけることで、プログラム委員会と規制当局が同じ数値を使えるようになり、次の1ポンドが最も多くの業績を生む場所がわかります。

追跡可能な業績データ

ソースの段階でデータ品質を測定し、すべての調整について監査証跡を残すことで、独立したモニタリングで会社が説明できない数値が見つかるリスクを減らせます。

意思決定に織り込まれる水リスク

拠点ごとの供給途絶コストがわかれば、企業は貯水、再利用、給水への投資を、それによって回避できる損失と比較できます。

アプローチ

当社はまず、プログラム計画、コスト報告、施工業者からの報告、設備台帳、会社が報告している業績データを、水に依存する企業の場合は計量データ、公共料金の請求書、生産記録を、閲覧のみの権限で確認します。1つの事業を認可額から成果まで、または1つの拠点を水道料金の請求書から生産への影響までたどり、手作業の工程をすべて記録します。調査結果は優先順位付きのタスクリストにまとめ、各項目に責任者と検収基準を設けます。クライアントが構築まで希望する場合は、同じチームがレポーティング、データレイヤー、登録簿を手がけ、文書化してクライアント自身のアカウントに残します。課題に応じて、当社のネットワークから専門パートナーを加えます。水理・土木工学、飲料水の水質と処理、洪水対策の設計、環境許可、規制当局への申請、法務の助言は、資格を持つエンジニア、検査機関、規制当局、クライアント自身の顧問が担います。

当社の経験の裏付け

水インフラ・レジリエンスは、THEFOCUSがプログラムのレポーティング、コスト分析、データ、リスクの知見を応用するフロンティア領域です。この分野で公開している匿名化されたプロジェクトはなく、成果も主張していません。

THEFOCUSとのプロジェクトの始まり方

最初の対話では、お客様の状況を伺います。お役に立てると判断した場合は、より大きなご契約の前に、成果物を定めた範囲限定の診断をご提案します。

この件について相談する
  1. 01

    実務に即した対話

    実際にプロジェクトを率いる担当者と45分間お話しいただきます。意思決定の内容、その背後にあるシステム、期限について伺います。

  2. 02

    範囲を絞った診断

    閲覧のみの権限、固定の期間、書面による所見。記録から何がわかるか、それがどれだけのコストにつながっているか、まず何を変えるべきかをお示しします。

  3. 03

    実行に移せる計画

    変更内容、責任者、評価指標、対象外の事項を書面にまとめます。その後は同じチームが構築と測定を担うか、確実に引き継ぎます。

責任を担うひとつのチーム
診断した担当者が、そのままシステムを構築し、成果を測定します。
課題ごとに選ぶパートナー
必要な部分には独立系の専門家が加わり、契約はひとつにまとめます。
ダッシュボードより先に記録を
提言の根拠とする前に、注文データ、元帳、ログを突合します。

info@thefocus.solutions

経営層からよくいただくご質問

エンジニアリングや水質に関するサービスを提供していますか。

いいえ。エンジニアリング設計、水質検査、浄水処理は、資格を持つエンジニアと認定検査機関の領域です。当社はその仕事を取り巻くプログラム、コスト、データ、リスクのレポーティングを構築します。

水道会社のサプライチェーンに属する施工業者です。支援してもらえますか。

はい。発注者から求められる進捗、コスト、能力のレポーティングを、御社自身のプロジェクト管理システムと財務システムから構築し、毎月の報告を手作業でまとめなくて済むようにします。

メーカーやホテルグループの水リスクはどのように評価しますか。

計量された使用量、公共料金の請求書、生産記録または客室稼働の記録から、拠点ごとに評価します。成果物は、拠点ごとの供給途絶コストと、回避できる損失で比較した投資の候補を絞り込んだリストです。

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いくつかの情報をいただくことで、お問い合わせを適切なパートナーにおつなぎできます。「任意」の項目は空欄のままでも構いません。